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2005/08/30

本曲の「てにをは」

先日関西の本曲会「一本竹」に参加させていただいた。
都山流の本曲、琴古流・・・といろいろ聞かせていただいたのだが、確かに本人曲というくらい
さまざまな演奏があった。
本曲は音の「てにをは」の考え方で全く違う曲になってしまう。
三曲であればまだ骨格はそう簡単に崩れないのでよいが本曲はとことん崩れてしまう。
これがおそろしい。個人の工夫の範囲というのが難しいところである。
いろいろな解釈があってよいと思うが、最低限その曲の雰囲気は守りたいものである。
すなわち虚空は虚空に聞こえ、阿字観は阿字観に聞こえること。
こんな単純なことすら守られていないのが本曲界でもある。

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コメント

>虚空は虚空に聞こえ、阿字観は阿字観に聞こえること
言葉で言うのは簡単だが、実際のところ私には何が本当なのかよくわかりません。自分がいいと思った演奏、自分の感性にフィットする演奏、を学ぶ(まねる)以外に方法のない我輩であります。それが誰の演奏かはろめいさんにはお解かりですね。

投稿: しんた | 2005/09/02 22:03

本曲の練習を始めようと思ってCDを集め始めた数年前,演奏家ごとのあまりにもの演奏方法の違いにめまいが起きそうでした.ろめいさんの憤りがよくわかりますが,各師範が弟子に自らの演奏法をそれぞれに教えている現在,時すでに遅し...のように思います.困ったもんだ,と,言いたいところですが,私など,本来の本曲の演奏法がわからないのです.明暗寺対山派の演奏がシンプルなので本曲の原型かと思ったときもありましたが,たぶんそうではなくて,対山派は当時の演奏を単純化して体系化したみたいですね.

投稿: 松見 | 2005/08/31 12:38

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