« 私の愛管~嫁さんはブスの方がいい? | トップページ | 音が「晴れる」~三橋貴風氏の演奏を聞いて »

2006/07/14

神如道の「霧海篪」

プロバイダーのサーバーメンテナンスが終わったということで久しぶりに書き込める。

神如道の普大寺伝「霧海篪」について楽譜をじっと眺めてみた。
加藤西園から学んだという話もあるが、演奏を聴く限りでは今の西園流本曲の吹き方からは遠いように思う。
谷北無竹にも学んでいたということなのでこちらの流れからの演奏かもしれない。
一種独特の精神性があり、端正な吹き振りである。
楽譜を眺めていると、これは西園流の「霧海篪」ではないのでは、と思えるようになってきた。
曲中のツレーがツのメリから始まるのは神先生の琴古流の癖かとも思えるがその他の装飾音をよくみるとむしろ對山派の「霧海篪」と類似性が見られる。
對山は西園流の「霧海篪」はそれほど大きく編曲しているわけではないが、それでも装飾音、フレージングなど変えている。どちらかといえば譜面上はこちらに近いように思える。

それにしても譜面上はあまり違わないこの3つの流れであるが、演奏者によりかくも変わる物と考えると本曲は楽譜ではないということを実感する。

|

« 私の愛管~嫁さんはブスの方がいい? | トップページ | 音が「晴れる」~三橋貴風氏の演奏を聞いて »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30551/10926951

この記事へのトラックバック一覧です: 神如道の「霧海篪」 :

« 私の愛管~嫁さんはブスの方がいい? | トップページ | 音が「晴れる」~三橋貴風氏の演奏を聞いて »