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2006/09/04

発音の悩み

相変わらず尺八の発音に悩んでいる。
尺八というのは不思議な楽器で同じ楽器でも吹く人により音が全く違う。

上手い人の真似をしたいのだが、指使いと違ってこの発音というところに関してはなかなか真似ができない。
唇の1mm以下のところで勝負が決まる。
歯並びも唇もあごの形も違うときどうやって真似ができるか。
頭で理解した所で、そのコントロールができるか。
いろいろなやり方を試してみる。いくつか気づきはあるが、なかなか定着しない。
ましてや演奏で使うということは難しい。

今の自分の課題は、唇の形、息の吹き出し口をできるだけ一定にして、遠い所で音をコントロールすること。
息を吹き付けないこと。
昨日も半日音だしをしていたが、なかなか自分のものにならない。

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コメント

しんたさん。

私の発言を用語のみで引っかかっていると読まれたのでしたら、何も気になさるには及ばないと思います。
ご不快な部分もおありかとは思いますが、無視なさっていただければ幸いです。

前の書き込みと重複しますが、参考になるのであれば何を参考にしても、それは良いことだと思います。

これも重複しますが、まともに音楽に向き合っていれば、むしろレベルが高くなるほど、より多く不安をかかえているものだと思います。
上達する秘訣とか、楽に吹ける秘密の奏法とか、役に立つ便利な理論などというものは有り得ない。だから、自分の耳を鍛えて、少しでも自分の耳を信頼できるように一日一日を積み重ねていく、また、それを楽しめる状態を維持できるのが良いだろう、というのが私の考え、自説です。ちょっと耳に偏った書き方になりましたが。

しんたさんとネットでやりとりすると必ずこじれるので、この話は終わりにします。
具体的な反論や質問をいただければ、もう少し書くことも出来たのですが。

投稿: ペリー | 2006/09/14 05:19

藤井さんのHPの用語のみで引っかかっている方がいますが、まず本及びHPの内容をよく見た上で、間違いがあるならご指摘なさるほうがよろしかろうと思います。自分の狭い経験では不安なのでいろいろ参考になるものを探しているわけですが、自信のある方は人の説にケチをつけずにきちんと自説を打ち立てるべきではないでしょうか。

投稿: しんた | 2006/09/13 18:04

> 尺八で声を出すわけではありませんから、そんな身体の構造という意味と思います。

呼吸にかかわる身体の使い方で音(表情)が変わるような気がするんです。もちろん、アンブシュアも大きく影響しますが。
それで気になったのですが、藤井さんは、胸があまり動かずに腹だけ膨らます腹式呼吸を、強制腹式呼吸とかいって否定していますが、邦楽では、これが主流なのではないかということです。
たしかにトランペットのような息の抵抗が強い楽器では健康上も危険ですし、バロックのコンツェルトなど吹けるはずもないので正しいのですが、抵抗の弱い尺八の場合は何の問題もないと思います。
この腹式呼吸は、柔らかくて静かな吹き方をする琴古流のかたに多いと思うのですが、独特の尺八らしい味わいが出て、決して悪くないと思うのです。

> 呼吸法の当たり前のことをわかりやすく書いてある本というのがありそうでないのです

このあたり、誤解されている方が多いと思うのです。
クラシックでもそんな本はありません。
呼吸法の習得というのは、自分が出来ないことが出来ている人を見て(習って)、自分の欠点を理解したらそれを克服するということの積み重ねを順調に継続したとして、4年から8年くらいかけて身体で覚えることであって、包括的な理論があっても、まず役に立たないというのが現実ではないでしょうか。
言葉では及ばない微妙なバランスが重要だからです。
頭で理解したと思っても、実際は出来るようになったことしか理解できないという側面もあると思います。発声などは先生によってまったく逆の言い方をしていても、やらせようとしていることは同じだということも普通にあることです。その上、でたらめを教える人もいるのですから、結局は自分の耳で判断するしかないのだろうと思います。
まず耳です。次に目と身体、最後に頭でしょうか。

そうは言っても藤井さんの本が実際の役に立ったのであれば、それはそれで良いことですよね。

投稿: ペリー | 2006/09/13 13:26

ペリーさん
> 極初心者で、口腔が極端に狭く、息の流れが乱れる場合にのみ軟口蓋をあげることが意味を持つのだろうと思います。
私は軟口蓋をあげることで息を直接ぶつける感覚から上歯の裏のあたりに回す感覚がつかめるので使っています。
> 次に、軟口蓋をあげて具合が悪いのは、タバ音の時にゴロゴロと余計な音が響いてしまう。
私の場合、軟口蓋をあげることはある程度意識して行わないとできないので、軟口蓋をあげて具合の悪いことがあれば
意識しなければすぐ下がるので特に問題はありません。
> 避ける理由の最後は、高音で軟口蓋をあげていると、その反作用で下がった喉頭に、余計な力がはいりやすくなる。
>すると、息の流が阻害 されて、さらに他の部分にも力が入りやすくなる。喉鳴りの原因にも成りやすい。
喉鳴りはむしろ喉がせまくて力が入っている状態、いわゆるクネーデル状態だと思ったいます。喉があいていれば喉は鳴りにくいのかなあと。

> これは口腔内の共鳴とフィードバックすることで初めて機能するものです。
声楽と全く同じではないと思いますが、ある程度そのイメージは援用できるのではと思っています。
> 今度は藤井完について。
> ところがベルカントの話になると、知らないことを知っていると勘違いしたまま自身たっぷりに書かれている部分があるようです。
確かに私も「ベルカントモード」という言葉には違和感がありました。
普通に声帯が軽く閉じた一番エネルギー効率のよい状態くらいに理解しています。
声帯を押さえつけすぎず、開きすぎず・・・適当な緊張というポイントくらいの理解です。
> 地歌、長唄、常磐津、義太夫、声明、これらはみんな地声、あるいは地声と裏声ですよね。
> 伝統的な尺八も地声でないとおかしい。
> ベルカント風は明らかに間違い、正しい伝承云々以前の間違いです。
尺八で声を出すわけではありませんから、そんな身体の構造という意味と思います。

> 善養寺さんの呼吸も、クラシックの標準的な呼吸とは少し違うように見えます。だから本曲が本曲になるのだと思っています。
尺八界というか邦楽には今の所、呼吸法のメソッドというきちんとしたものがありません。
呼吸法についての分析的なアプローチはほとんどありません。
> クラシックで、ある程度のレベルに達した人なら誰でもやっている当たり前の呼吸法を、わざわざベルカントモードなどと特別あつかいしているところが、そもそもお子様モードなのです。
呼吸法の当たり前のことをわかりやすく書いてある本というのがありそうでないのです。
常識は常識に鳴っている人からみればその通りなのでしょうが、凡人にはなかなか。
もっとも何人かの先生ににボイトレを受けましたが、人の数だけ呼吸法が違い、なかなか難しいです。
> 「朝練」の本は昔ちらっと見ただけで覚えていないのですが、短いスケールとロングトーンを組み合わせたような課題集とは違いましたか
ちょっと違います。呼吸法の話だけです。

投稿: ろめい | 2006/09/13 00:05

対岸の話題ですが、こちらに書きます。
ろめいさんは軟口蓋をあげると書かれていますが、私は、これを避けるのに結構手間取ったので、少し書いておきます。

以下、避ける理由です。あくまで私の場合です。
まず、軟口蓋をあげても、あげなくても音色に違いは感じません。
極初心者で、口腔が極端に狭く、息の流れが乱れる場合にのみ軟口蓋をあげることが意味を持つのだろうと思います。
次に、軟口蓋をあげて具合が悪いのは、タバ音の時にゴロゴロと余計な音が響いてしまう。また、タバ音でこれを避ける(軟口蓋をさげる)と、通常の音と息の流れに段がついて不自然になる。
避ける理由の最後は、高音で軟口蓋をあげていると、その反作用で下がった喉頭に、余計な力がはいりやすくなる。すると、息の流が阻害されて、さらに他の部分にも力が入りやすくなる。喉鳴りの原因にも成りやすい。

軟口蓋をあげるというアプローチは、舌根付近の力を抜くための幾つかある方法のひとつですが、これは口腔内の共鳴とフィードバックすることで初めて機能するものです。尺八の場合、このフィードバックが十分に働かないのではないかと考えています。
楽器が違えば技術も違うということではないでしょうか。
軟口蓋のはなしは以上です。

今度は藤井完について。
ろめいさんが藤井完の本を褒めていらしたので、本人のサイトを見たのですが、この方の説を尺八の参考にするのなら、かなり用心が必要だと思います。
コンテンツは基本的に、呼吸のために腹筋運動をさせるような、間違った指導者に困っている中学生や高校生に向けられたもので、その点では良いことも沢山書かれています。
ところがベルカントの話になると、知らないことを知っていると勘違いしたまま自身たっぷりに書かれている部分があるようです。
まあ、役に立つのならば、それでも良いでしょう。

しかし、何故、本曲や古典の尺八にベルカントなんですか?
藤井さんは地声を徹底的に否定していますが、欧米のポップス歌手は地声で歌えていますよね?
地歌、長唄、常磐津、義太夫、声明、これらはみんな地声、あるいは地声と裏声ですよね。
伝統的な尺八も地声でないとおかしい。
ベルカント風は明らかに間違い、正しい伝承云々以前の間違いです。
善養寺さんの呼吸も、クラシックの標準的な呼吸とは少し違うように見えます。だから本曲が本曲になるのだと思っています。

クラシックで、ある程度のレベルに達した人なら誰でもやっている当たり前の呼吸法を、わざわざベルカントモードなどと特別あつかいしているところが、そもそもお子様モードなのです。
用心したほうが良いと私は思います。

「朝練」の本は昔ちらっと見ただけで覚えていないのですが、短いスケールとロングトーンを組み合わせたような課題集とは違いましたか? そうだとすると、クラシックの基本表現を使って音と感性を練ろうとするものですね。
本曲には本曲なりのスケールとロングトーンがあると思うのですが、どうでしょうか。
古文の試験がある日の朝に、英単語の復習をするのはちょっと変だと思います。

投稿: ペリー | 2006/09/12 13:00

申し訳ありません。
パソコンについて詳しくないため 当方から一方的に ブログを書き込み 発信するばかりです。
時々 拝見させていただいております。
特に先日の 「密息」について 私も中村先生の言われるところをやってみましたが 何となくおかしいと感じていました。
善養寺先生からも「腹圧と同時に背中どちらかというと尻の上部に外側への圧力の必要性」を教えていただいておりますので 結論的にその当たりなのかと思います。
背中の外への圧力を上げると 私には音が変わってくるような感じがするのですが。
今後とも色々とお教え下さい。
善養寺 昭三先生からお教えいただいた事は1穴のメリについて 右手 薬指の腹の使い方です。こんな簡単な実に当たり前のことが、今頃教えていただけばならない程度の腕です。
又 神 如道先生がどのようにお考えになっていたかと言うようなこともお話しを伺っております。大変参考になる事ばかりです。

今後も楽しく 虚無尺八を稽古してゆきたいと思っています。よろしくお願い申し上げます。

投稿: 秋元 古楠 | 2006/09/12 08:34

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