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2007/03/10

大合奏嫌い

私は邦楽の大きな編成での合奏の良い演奏をほとんど聞いたことがない。
少なくとも自分が参加するレベルでの古曲系の演奏会、おさらい会では皆無である。

そもそも三曲の邦楽人は大合奏をなめているように思われてならない。
ただ合わせるということだけでも指揮者なしでそれをやるわけであるから、全員かなりのトレーニングと曲の解釈を含めた意識合わせがあらかじめ必要である。
その上で、充分な練習を積んで合奏としてのタイミングを合わせることになる。
そこまでやっている社中がどれほどあるか。
皆、なんとなく中心となる人に合わせるだけで、下あわせも数回、さらっと流し、ポイントだけ数回やり直すといった感じが多いように思う。
ステージにも何の反省もない。舞台に着物を着た人が多ければ舞台が派手に見え、社中の隆盛を誇示できるというくらいにしか考えていないのだろうか。
三曲にはそもそも大編成の文化がないことに起因するのかもしれない。
長唄などは三曲の世界に比べれば大人数での合奏はまずきれいにそろえているように思える。
尺八で言えば、ツレーのツの装飾音一つでも人によって長さがまちまち琴で言えば最後の一音の一番緊張すべき所がバラバラとばらける。
とても無神経な気がする。三曲は所詮その程度の音楽か。
いつか大合奏の曲で、いろいろな人が集まって一つの音楽を創るというところの一体感が持てるようなところまで詰めてやってみたい。

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コメント

はじめまして。
mixiの足跡から来ました。誠に勝手ながらblogにリンクを張らせていただきました。どうぞ、お許しを・・・。

投稿: isumio | 2007/03/18 00:59

アッハッハ(笑い)
わたしも、ろめいさんと全く同意見ですよ。
都山は特にこの傾向が強いように思えてならんですなぁ。

で、わたしは、キヨちゃんとの合奏稽古では1対1の真剣勝負でやるけれど、
ダンゴ演奏では、自分自身その中に紛れ込んで、周りを楽しんで聴くのを中心にしている。時に、ピタッと合う箇所があったりしますよ。幾度かダンゴでやっていると、少しずつ気合か合ってゆくのがわかってこれもまんざら捨てたものじゃないかも。

単管と連管は全く別ってことでしょうね。
連管に単管の趣向を求めてもシンドイだけじゃないかな。
実は、わたし、
単管の合奏にも最近シンドサを感じるようになっていて…、これって、年寄りの我儘なのかな…、糸方が気の無い弾じ方するとイヤになる。
ましてや、
ダンゴ連管で、相手方の糸方がこれまたダンゴだったりすると、もうどうにもならんですなぁ、
キヨちゃんは全盲の女性だけれど、気合が入ってますよ。打ち込むと間髪を入れず切り返してくる。

若かった頃は、ダンゴでもよかったけれど、歳食ってしまうと我儘が強くなって、結果、明暗本曲を勝手気ままに吹きたいって気持ちに来てしまったですよ。
初歩からやってみようと、「一二三調」「鉢返曲」を自習中です。

投稿: 波平 | 2007/03/11 08:06

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