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2007/08/17

本曲の自由度

本曲はいったいどこまで自由に吹いていいのか?
人によって考え方が分かれるところである。

まず楽譜ありき、の音楽の場合は一つの基準は楽譜の指示である。
本曲の場合、今の世の中楽譜を利用するが本来は「ない」ものである。
現に今伝わっている本曲は伝言ゲームのように別の流れにいってしまうとそれこそ似てもにつかないものとなっているものも多い(どちらがほんものという議論ではなくて)

私の基準は「師匠の演奏」である。
師匠と吹き合わせをし、旋律、指使いをあわせる、呼吸を合わせる。
それがある程度できたところで自分で吹いたときに自分の中でそれが昇華できるか。
私の中の自由度の基準は「師匠の演奏のスタイル、雰囲気」である
これは変えてはいけないことではないか。

ちょっと中途だが眠いので後ほど追記することにする

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コメント

わたしも、昨日の遊び疲れでグダァ~としているのだけれど、少し思いを書いてみます。
本曲の自由度ですけど、わたしもろめい氏と同意見です。
なにせわたしは未だに師が吹く以外の明暗尺八は、ナマではですけど、一度も聴いた事がありません。
あまり聴きたいとも思わない。

譜面を与えられていて、師が吹くのを聴いて、譜面にあれこれ書き入れたりシルシを付けたりするのだけれど、
…と、師は、「わたしはこのようにしか吹けないけれど、、ホントウは違って、もっとカクカクシカジカに吹く」などと言います。
息継ぎも師の息継ぎの所を印すと、「わたしは息が続かんのだが、ここはホントウは一気に吹く」などという。
師の脳中には、キット師の師の音が聴こえているのだと思う。
だが、わたしは、師の師に習っているのではなく、今面前する師に習っているつもり。

わたしが師に入門を請うたとき、師は、
「わたしは門人は取らない。わたしの先生がカクカクにお住まいだから、そちらを訪ねてみられてはどうでしょう」と言った。
「わたしも毎月底へ稽古に通っています」とおっしゃった。
が、わたしは、
「いや、そうじゃなく、わたしは、先生ご自身の門人になりたい。弟子にして欲しい」と願った。

わたし、師の手クセも、失礼ながら少し律外れのメリ音も、気合も、アレモコレモ全部そのまま真似しようとしている。
師は師です。師だと決めたからは、師が上手下手なんかは関係ない。で、どうしても気に入らんなら門を出ればよい。
わたし、本曲の自由度は、このように思い込んでしまう事が許された世界だってところに見ている。他の人がなんと言おうが、師の真似をするのは俺の自由だってね。

師の師は、師の言葉を借りれば、スッゴク上手な人らしい。師もまた、絶大な信頼を師にたいして抱いておられるようだ。法継面々たるなかに、わたしもつながりたいものだと思っておりますよ。
だけどネ、
師の師ですけど、わたし、いまだにどんな人かぜんぜん知らんですよ。
竹友の大二郎どんが、○○師は本格派で、とても上手な方だって言っていた。
…が、ホンマかな?ヒョットシテ、わたしの師より、上手やろか?
これもまた、今のわたしにとってはどうでもよいことですよ。

投稿: 波平 | 2007/08/18 10:45

神如道CD解説本に、古典本曲の種類のページがある。

宗教本位の曲ー修行用、修業用、儀式用、托鉢用
(重い曲・本手)

音楽的内容の曲ー鑑賞用、祭礼用
(軽い曲・派手)

それぞれに該当曲はあるが、御仏に向かっての吹禅は
装飾のない真っ直ぐな素吹きが似合うと思われる。
もっとも、不動明王の前ではムラ息もいいかも知れない。

一般の人にもステージなどで聴いてもらう場合は、
音楽的(メリハリ感)で聴き応えがなければと考えてしまう。

2種類の吹き方で、現在の市販CDは後者寄りだろうか。
また、編曲や残響が多いのもある。

結局、流派も色々ありで、狭い世界の好みだろうか?

投稿: 虚韻 | 2007/08/17 09:50

何が正しい・・というような世界ではないですね。

私も基本的に、ろめいさんの言われる>>私の基準は「師匠の演奏」である。<<  これにつきます。

尺八修行での自分の原点は師匠の吹奏です。

投稿: @単管丸 | 2007/08/17 08:35

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