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2008/01/07

初稽古~西園流本曲

おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

初稽古というには遅すぎるのですが、正月あけて故郷に帰り、父と尺八を吹いた。
西園流の「三谷」「鈴慕」「霧海じ」「鶴の巣篭」の4曲。
毎回、父の注意は決まりきった所で決まりきったことを言う。
「またか」と思わないでもないが、それでも儀式のようにそれを聞く。
西園流の本曲の本来がどのようであったかはわからないが、父は2世内田西園に規範を求めている。
いかに2世の時代の吹き方を今に伝わっている吹き方から遡るかに苦心している。
そのアプローチが正しいかどうかはわからないが、少しでも古人の吹き方を求めるというのは本曲吹きにとって当然と思う。
これは父の解釈ということもあると思うが、とにかくいろいろな装飾をそぎ落とした尺八の大元を求めたいというのも理解できる。
揺らず、振らず、装飾を廃した形で残るもの・・・これは人に聴かせるという意味では非常に厳しいものである。
本曲は人に聞かせるのではない、といいながらも演奏会では確実に人が「聞いている」。その矛盾を前にしながらこのアプローチをするのはそれなりに勇気がいる。

いつもの当たり前の稽古の中でそう思った。
奥州の本曲とは全く違った難しさを新年に思い知った。

私の尺八にとってよい1年でありますように。

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コメント

波平さんに、右にならえで、ブログの更新はボランテアと思って、お願いいたします。
父上の注意は、心底理解できます。
手が器用な人が、尺八の名士とは、イコ-ルではないですよね。
自分のための尺八が、アマチュアに与えられた特権だと私は信じております。

投稿: 単管丸 | 2008/01/08 19:19

ひとつきぶりの打ち込みですね。
稼ぎ仕事がお忙しいのかな?
もう、ブログ掲載はお止めになったのだろうか、と、思っていました。
稼ぎ仕事も大切でしょうけれど、
ボランチィアのつもりで、ブログの方も書いてくださいね。
毎日でなくてよろしいから、

今日の記事も、たいへんおもしろいです。
そうだ!そうだ!ッテ感じです。

本年も、またお世話になります。
どうぞよろしく。

投稿: 波平 | 2008/01/07 19:49

ひとつきぶりの打ち込みですね。
稼ぎ仕事がお忙しいのかな?
もう、ブログ掲載はお止めになったのだろうか、と、思っていました。
稼ぎ仕事も大切でしょうけれど、
ボランチィアのつもりで、ブログの方も書いてくださいね。
毎日でなくてよろしいから、

今日の記事も、たいへんおもしろいです。
そうだ!そうだ!ッテ感じです。

投稿: 波平 | 2008/01/07 19:47

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