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2008/01/14

顎当たりの大切さ

自分の演奏が下手なのは尺八のせい、というより98%自分の技術によるものであり、尺八にその非を求めるのはおよそ間違っていると思っている。
購入した尺八を自分でいじるというのは基本的にやらない主義である。(不満があれば製管師に調整してもらうことはあるが)自分で尺八に手を入れてしまうとどんどん非を尺八に求めるスパイラルに入りそうで怖いのだ。

最近、2尺9寸をよく吹いている。
これは新管であるが、悲しいことに顎当たりが大きく落とされている。吹き込む口も竹が太すぎると思われたのか随分小さめに加工してある。(長管で時々見るが)
私は、顎当たりはあまり落とさない。顎が落ちすぎていると安定しないのだ。
吹き口の感覚というのは本当にちょっとした所なのだがそれが気になる。吹いているとますます気になる。
尺八に合わせようと思うのだが、それでも気になる。
ついに木工パテで顎を盛り上げてしまった。かっこ悪いけど少し吹きやすくなった。
(なんだかとってつけたような盛り上げ方でかっこ悪い。きれいなやりかたはないものか)
吹き口も狭めてあるところを少し広げた。
先程の自分に課した主義を少しだけ破ってしまった。

それにしてもどうして皆、長管というと顎を落としたがるのかなあ。
私は「普通」が一番よいと思うのだが。

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コメント

信也さんコメントありがとうございました。
知り合いは瞬間接着剤に竹の粉を入れてヤスリで仕上げていました。
木工パテなどで盛り上げてみたことはありますがあまりきれいにいきませんでした。

投稿: ろめい | 2008/04/08 23:39

偶然このページに飛んできました。良い方法かどうか分かりませんが私の顎当たりの修正の仕方を書きたいと思います。太い管に息返しを付けたりする場合等に便利です。ホームセンターに置いてあるエポキシ系の2液混合の10分~30分硬化タイプ(5分硬化タイプは顎当たりのチョッとした盛り上げには良いと思います。)を使用します。出来れば2液を混ぜた時に透明になるタイプが良いと思います。2液を混ぜる時に修正する竹の色に良く似た「木材等の切り粉」を適当に混ぜ修正したい所に少し多めに盛ります。充分に硬化したらヤスリで大まかな整形をしてその後にペーパーで仕上げると結構見た目も良く仕上がります。最終仕上げは600~1000番程度のペーパーが良いようです。いきなり尺八で試さず他の物で試した方が良いと思います。気が向いたらトライしてみてください。

投稿: 信也 | 2008/04/08 21:37

今手がけている極太3本の歌口は、new欣也式でやってみた。
それは、従来のよりも5~15mmくらい上で水平に切り、アゴ当たりはアゴがすっぽり収るようにU型に切り込みを入れる、というやり方である。
これが結構具合が良いのであります。

投稿: しんた | 2008/01/16 00:46

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