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2009/02/05

おなかで支える

尺八に限らず、息を使う音楽は「おなかでささえる」といういいかたをよくする。
実際は横隔膜でということなのだろうが、「おなか」ということばはわかりやすくもあり誤解もあり。

ふだんあまりちゃんとできてないのだが、今、風邪をひいて体調ががたがた。
こんなときは尺八を吹く気にもならない。(でも触っているけど)
吹いても丹田がへなちょこで、とても音にならない。すぐに嫌になる。

ああ、充実した丹田ってのがこんなに大切なことかと思い知る。
おなかがふわふわではちゃんとしたことは考えられないし、ちゃんとした音楽はできない。
思い知りました。

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コメント

すみません、お邪魔いたします。
中村某が中指が動くのは、9孔尺八だからだと思いますよ。
ああいった曲が好きな人から見ても、一定レベル以上の音でも無いとも思いますよ。

お邪魔いたしました。

投稿: とおりすがり | 2009/02/18 18:06

中村明一さん、どんな演奏しているかと思って見てみました。曲については好き嫌いなので。
ペリーさんの中指がうんぬんは確かにうごいているけど、私もあんな感じになることはあります。(見苦しいですが)
それより左手の初心者のような握りが気になってしまいました。私は尺八を習い始めた時、あのような横からつかむようなのは良くないと習いました。

投稿: ろめい | 2009/02/11 20:36

中村明一さんですが、こんな映像がありました。

http://www.sinfonia.or.jp/~manfan/wav/zoomv.ram

こういう曲が好きな人にとっては、充分レベルに達していると思います。
無機質で薄い、味わいの無い音色も曲にあっています。

2分50秒あたりをご覧いただけますか。
中指がリラックスして動いていますね。
動くことが良いかどうかは別として、中指に力が入ると薬指も不自由になり、均等な運指が困難になります。
相当本気で、毎日何時間もさらっていると見ました。

今時、こんな古いことを良くやるなあ、とは思いますが、まあ、日本人のお家芸ですから…。
わたしたちの本曲はいつでも新鮮ですね。

>ろめいさん。

うるさくして、すみません。
しばらく落ちますから、怒らないでね。

投稿: ペリー | 2009/02/11 14:09

ああ、思い出しました。
「じなしふくぞうさん」は「しんたさん」ですね。
誤解なさったかもしれませんが、
しんたさんが、御自分の方法に自信を持っていらして、
御自分の音が自慢でいらっしゃるのは素敵なことだと思います。

投稿: ペリー | 2009/02/10 01:36

まぁ理屈はともかく、音がすべてです。
言うだけだったらピカイチのN氏(音は???)にはかないませんよ。

投稿: じなしふくぞう | 2009/02/09 21:09

書きすぎでご迷惑かと思いますが。

>お腹が膨らんだり凹んだりしてない様

全く同じ呼吸法でも、太っている人はお腹(前面)は膨らみ、痩せていると膨らまないということが現実にあります。

>管楽器も声楽も呼吸では

息を吐いて音にするという点で基本的な仕組みは変わりませんが、それぞれ息の圧力が違うので、身体のバランスが違って来ると感じています。
地無し管と地盛り管でも、持ち替えてすぐに最高の音を鳴らそうとすると、ある程度の注意が必要かと思います。そのあたりをどう見るかということでしょうか。

「支え」は、イタリア系の一流所では、言わない方が多いのです。
これは、ドイツのごつごつした言葉を発音するのに適した方法であって、肺活量の多い人でなければ、失敗する例が多いように見受けます。

尺八の世界では、「正しい奏法」というものを好む方が多いのですが、それよりも、今の自分の課題を鮮明にして、克服する方法を考えれば良いのにと思います。こういうことを書くと嫌われますね(階手島今氏多賀←誤変換ママ)。

投稿: ペリー | 2009/02/09 05:04

虚韻さん

歌ではこちらにきて全然できていないですし、ペリーさんのほうがプロなので、たいしたことは言えませんが、私は管楽器も声楽も呼吸ではあるていどのところの共通点はあると思っています。
(もちろん細かいところでは違うのでしょうが)
私も体も頭もひとつなのでそう器用に切り替えられませんし。
以前、声楽家のおなか、背中をさわらせてもらいましたが、息をとるときはすっとやわらかく豊かに
すばやく広がりました。声を出して息を使えばやはり痩せてはいきますがしぼる感じではなく、おさまる感じでした。
おなかと言ってしまうと腹の前の方の感じがしてしまいますが、前より背中側(いわゆる胴まわりといっているところの背中側)を意識しています。
丹田が充実していて(硬くなるのではなく)さきのおなか(背中)がゆったりと広がる感じでしょうか。
イメージを言葉にすると誤解があるとは思いますが。今はそんなことを考えています。(正しいかどうかはよくわかりませんが)

投稿: ろめい | 2009/02/08 11:28

ろめいさんは歌もされてる様ですが、尺八との複式呼吸の違いはあるのですか?

昨年、ソプラノの声楽家とコラボをしました。細身のスタイルなのに、かなり声量の出る方でした。むしろ背筋の方を使ってるとか。歌う姿を見ると、お腹が膨らんだり凹んだりしてない様でした。実際は分かりませんが。

腹で支えるのも訓練ですが、歌との相違もあるでしょうネ。

投稿: 虚韻 | 2009/02/08 11:01

一生懸命に書くような話でもないのですが、ろめいさんが、構造という言葉を使っていらっしゃる。
ふと、コントラクションって、なんだったかなあと思ったら、構造という意味なんですね。

うろ覚えなんですが、筋収縮(筋肉運動)の様態を、
 コンセントリック・コントラクション(筋肉が短くなる)
 アイソメトリック・コントラクション(長さが変わらない)
 エキセントリック・コントラクション(筋肉が長くなる)
このように三つに分類する考え方が生理学であるんですね。

収縮構造なんて訳すのかどうかは知りませんが、最初のコメントは、この構造の話がしたかったわけです。

おなかでささえるのも横隔膜でささえるのも、音を出しているときはエキセントリック・コントラクションで同じ。
しかし、息を吸った時、音を出す前の構えは、横隔膜でささえる場合はコンセントリック・コントラクション。
それに反して、おなかでささえる場合は、すでにおなかの力が横隔膜に働いているのでエキセントリック・コントラクション。

こういう説明でも、やっぱり通じないでしょうか?
単純に構造の話だったわけで、何の役にも立ちませんが、音を出す前の一瞬、構造の上で正反対になるところが、微妙なようでいて明晰で、ちょっと面白いかなあと。
読んでいる方は、誰も面白くなかったんでしょうね、きっと。…やっぱり。
詳しく説明すると理に落ちて、もっとつまらなくなりますねえ。

何だか構造主義みたいですが、そういう趣味はありませんので。

投稿: ペリー | 2009/02/08 07:13

>おなかでささえると横隔膜でささえるは矛盾しないんですけどね。

そういう感じ方があるのは理解できます。

「息を吸う時に横隔膜は必ず収縮する」、というのが生理学の所見ですが、それで問題ないと思っています。

お腹は、私の場合は、ふわふわでないと音にならないので、「支え」という発想はしていません。
横隔膜がリラックスしていないと甲音の「くさび吹き」などがとても難しくなるからです。あくまで、私の場合に過ぎませんが。

尺八と歌の呼吸は別物ですが、わたしはバリトンで、high fis の pp などは、お腹に力が入っている時には出来ませんでした。
もちろん、ベルカントが正しいということでは有りません。
欲しい音が得られれば、方法や考え方は何でも良いと思っています。

投稿: ペリー | 2009/02/08 02:24

息をとると横隔膜は広がるほうにだと思うのですが。胸で吸えばおなかがへっ込みますがそれだと尺八は吹けない。
この手の話はイメージの話と体の構造の話とごちゃまぜになるので苦手ですが。

おなかでささえると横隔膜でささえるは矛盾しないんですけどね。

投稿: ろめい | 2009/02/07 21:04

>実際は横隔膜でということ

腹で支えると、最初に力は横隔膜が伸張する方向に働きますが、
息を吸う時は、最初に力は横隔膜が収縮する方向に働きますね。

「おなかでささえる」ことと「横隔膜でささえる」ことは、正反対のようにも見えます。

投稿: ペリー | 2009/02/07 13:23

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