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2009/02/28

懐かしの「九州鈴慕」

私にとって「九州鈴慕」は懐かしい曲である。
小学生のころ、尺八を習い始めて、外曲は黒髪、六段、八千代獅子が終わったころ、本曲の「調子」を習い、その次がこの「九州鈴慕」だった。はじめての本曲といってもよい曲である。
その頃、尺八は吹いていたが父の吹く本曲はどうも苦手だった。とにかく何を聞いても同じに聞こえる。
特に「霧海ヂ」が苦手だった。父が吹き始めるといつ終わるのかなあ、なんて思っていた。
今から考えれば對山派系の曲ばかりだったので余計そう思えたのだろうが。

九州鈴慕はその頃のお気に入りの曲だった。
何がよかったかというと、とにかく短いこと。それからハウメツメ・・という何度も出てくる下降旋律が本曲の中ではとてもリズミックで心地よかった。
あのリズム感というのは最初に習ったときのものが今でも残っている。

曲が小さいので、演奏会などでは吹く機会がなく、あまり人前で吹いたことはないのだが、たまに吹くとその頃が思い出される。父とのけいこの懐かしい思い出である。

ひさしぶりに虫干しのつもりで吹いてみた。ちょっと忘れているところがあった。今度実家にいったら父に聞いてみよう。

九州鈴慕(稽古)

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コメント

いやぁ~、すばらしい!!!
感激です、
なんどもなんども聴いています、
迷っていたことのアレコレが次第に氷解してゆくのを感じます、
いつになった、このように吹けるようになるだろと、思ったりする、
ありがとうございます、

投稿: 波平 | 2009/03/02 05:42

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