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2009/08/12

韓国の音楽から学ぶこと

7月から韓国の伝統楽器のテグムという大型の横笛を習い始めています。
まだまだ楽器に慣れず悪戦苦闘しており、尺八の習い始めのような、運指に気を使い、音が鳴らなくなるのに悩みといった状態です。

さてこちらのテグムは尺八と同じという気はありませんが、それでも東洋の竹の楽器であり、改めて気付かされることは多いです。
テグムは大きいとはいえ、管の内径は尺八ほど太くないためか、乙音はしっかり鳴らすのにかなりこつが必要です。私はまだ楽器を十分に鳴らせていません。
稽古で言われたこと
・低音域を鳴らすときは、手を温めるようなホーという息で吹く。
 吹き飛ばすのではなく、管の中に息が満ちるような感じ、「捕まえておく」といういい方をされていました。
 一節切の吹き方でもそれに近いことがあったように思う。これは尺八の吹き方にもつながるところで勉強になった。
・口先で吹きにいかない。特に息の揺りをかけたときに言われました。
・左手は指先で鷲が獲物を捕まえるようにしっかり押さえ、右手は指をまっすぐにして指の腹で押さえる
 左手の持ち方は尺八ではダメといわれる持ち方でちょっとこれは慣れるのに時間がかかった。
 右手はいわゆる長管の持ち方といえばいいだろうか。手穴のふさがる感覚がなかなかつかめず息漏れが
 あり難儀した。
・揺りは3種類、
 1.左の持ち手の手首で管を動かす。
 2.顎の上下揺り
 3.右手で前後に管を動かす。
 尺八では顎と息の揺りが中心なので、管を動かして揺るという感覚は初めてである
 揺りのニュアンスというのは音楽を決める重要なPOINTであることは同じ。
 円運動の揺りが中心というのも、尺八の揺りと似ている。

テグムの独奏の散調(サンジョ)の一つを学んでいるが、師匠の演奏を真似て覚えるというのある意味、本曲に通じるものがあり、楽しんでいる。
毎回、やるところの楽譜をその場で書いてくれるのは、少し昔の本曲の稽古のようである。
まだまだこちらの音楽の周りにある「雰囲気」というものがつかめていない。もう少しいろいろ勉強すると見えてくるかもしれない。

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コメント

虚韻さん

韓国の尺八吹きですか。
韓国の田舎にいるのでよくわかりません。
ソウルあたりにはいそうな気もしますが、あまり聞きませんね。
台湾とか中国は神埼さんがやっておられるので聞くのですが・・・。
韓国で日本の伝統楽器をやるというのは文化歴史風土的にかなり厳しいような気がします。
こちらの人は文化的には日本の親と思っていますから。

投稿: ろめい | 2009/08/15 21:15

YouTubeで演奏を聴くと韓国的激しさが分かりました。
ところで韓国で尺八を吹く方はいるのでしょうか?

投稿: 虚韻 | 2009/08/15 12:07

波平さん
 洋の東西ほどの文化の違いはないかもしれませんが、やはり大陸と島国ということで音楽のリズム感、旋律感はちょっと違いますね。
音楽の感情表現も起伏が激しいように思います。
韓国で演歌が流行るというのもわかるような気がします。

虚韻さん
いわゆる横笛、フルートと同じです。
普通の横笛を大きくしたイメージです。

たて笛は洞簫(トンソ)や短簫(タンソ)があります。
竹に内側に切り込みの入れたケーナのような歌口です。
タンソは教育楽器にも使われていておもちゃのようなものは
スーパーで400円くらいで売っています。(ちゃんとした楽器は
それなりに高いですが)
トンソは韓国にありますがメジャーではないようです。
北朝鮮に近い方ではまだ洞簫をつかってやっているところがあると
聞きます。一般の国楽のイベントではあまり出てきません。
西洋でリコーダーがフルートにとってかわられたようなことなのかもしれません。

投稿: ろめい | 2009/08/15 10:40

アンブシュアは尺八と同じなのですか?

韓国に縦笛は有りますか?

投稿: 虚韻 | 2009/08/15 10:17

ノコギリですけれど、日本人は引いて切りますよね、
が、欧米では、ノコギリの歯は押して切るようになっとるそうな、
日本刀は引いて切る、が、フエンシングは突き刺しますね、

日本人は農耕民族だ、欧米人は狩猟民族、
気質も、体格も違いますよね、

韓国の葬儀での会葬者の嘆き方は半端じゃないです、
日本人とは感情表現の仕方に差がある、
喜怒哀楽の表現に差があるのは、心の動きにも差があるからでしょうか、

音楽的にみて、リズム感やメロディへの反応が、生まれた環境に影響されるだろうってこと、これは当然でしょうね、
日本でも、海辺で潮騒を聞きながら育ったものと、たとえば熊野の山奥で育ったものとは、馴染んだ音が違うと思う、

でも、人間であることに違いは無い、DNAに少し差はあるかもしれないが…、
互いに理解しあう、差を認め合う、これってとっても大切ですよね、
ろめいさんが、テグムに挑戦されている、
わたし、すばらしいことだと思いますよ、
「風土」の差は、人間の知恵の中で消化されねばならんでしょう、

投稿: 波平 | 2009/08/15 05:03

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