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2010/01/26

素人の音

今、テグムを習っていてその稽古の録音を聞いているのだが、笛の音というのは、ほんとうに素人の音とあるレベル以上の演奏者の音は全く違う。
尺八でもそうだが、うまい人とそうでない人は、音に明確な差がある。これを越えられるかどうかというのが大違いである。

音について文章で書いてイメージが伝わるかどうかわからないが、私がうまい人の音というのはこんなイメージである。
・十分に楽器が鳴っている。
・音がいつも演奏者の意識が行き届いている。
・音がギュッとしまっていて押し込まれている。
・音の重心が充実したものがある。
・音に意志がある。

つまり演奏者のコントロールできる(されている)音になっているということかもしれない。
これらが精神論でなく、小細工でない、きちんと技術で行われる必要がある。

今の私は本当に一所懸命吹いているだけである。
精神論のみではこの壁は破れないが、吹きぬくことで見えてくるものもあるのでは、と思っている。


尺八の場合、どんなだろうか。どうもこの上手と下手の間をさまよっている段階のようだ。
(確かにたまに少しつかめたと思う瞬間があるのだが、一晩寝るとどこかに消えてしまう)

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コメント

巡回ソフトCMNがいつの間にか巡回しなくなっているのに最近気が付いて、うろうろしていたらここを発見しました。テーマに関係なくて恐縮ですが来たというしるしに。

投稿: 紫雲山 | 2010/03/07 18:16

どんな音が良いかは人によって見解が違うと思いますが、よく鳴ってる豊かな音は出るべき倍音が十分に含まれています。
思い込みで、倍音の少ない薄っぺらい音を好む人もいます。アンブシュアも、そのような音の出る形になっていると考えられます。
音に対する感性を磨かないと、いつまで経っても進歩がない気がします。

投稿: 虚韻 | 2010/01/27 21:41

たとえば、
書いた原稿は手放したとたん、かってにひとり歩きしはじめるみたいです、
この原稿はカクカクの意図で書いたのです、誤解して読んでもらっては困る、
なんぞ、言っても、もう遅いですわ、

話し言葉も、口から出たとたん、聴き手側の理解の中で生まれ変わる、
聴き手側がどう理解するかは別だからなぁ、後で失言だったと気が付いてももう遅い、

原稿も、声での話も、出稿した途端に、発せられたとたんに、
→書き主、話し主、とは別人格を持つ生き者になる、…ような気がする、

尺八吹く人と、出てきた音、とは、既に別人格である…ってことかな、

ってことは、
吹く際に、自分の意思や、心や、感情などを込め、この線上(枠内)に縛り上げようってのはおこがましいのかも、無理かも、
だって、
 オレはオレ、音は音、だからなぁ~、
 聴く人は、吹く人を聴くのじゃない、出てきた音を聴こうとしているのだからなぁ~、
 出てきた音は、常に、吹く人からは独立した別人格者(?)だからなぁ~、

では、吹く際に、どのような心がけで吹けばよろしいのか???
わたしの場合ですが、
吹いて、で、出てくる音を、自分とは別者として、初手から差配するのはあきらめている、サジを投げている、
どう頑張っても、自分の思うようにはならん(鳴らん)ですわ、竹が注文聞いてくれん、と、竹のせいにしたりする、
が、
どうせ吹くなら、音を得るなら、自分が好きな人格“音”であってほしい、…と、それは思う、
わたしの場合は、師匠の音が好きだから、師匠の音を真似ようとて吹く、師匠を音に再現してやろうとして吹く、で、だいぶ似てきたように思う、

で、結果的に、
・ 十分に楽器が鳴っている。
・ 音がいつも演奏者の意識が行き届いている。
・ 音がギュッとしまっていて押し込まれている。
・ 音の重心が充実したものがある。
・ 音に意志がある。
と、なってくるのかな、…と、思うが、
わたしの場合は、まだまだ、どうにもこうにもならんですわ、初伝免許の腕前です、
今年は、なんとか中伝・奥伝に進みたいがダメかな???

投稿: 波平 | 2010/01/27 09:54

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