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2010/01/24

練習をたくさんしてください

「練習をたくさんしてください」(연습을 많이 하세요)は、今、韓国で私が習っているテグム(韓国の大きな横笛)の師匠が、稽古の最後にいつもいう言葉だ。
稽古の最後の方でまとめにはいって、この言葉が出ると稽古が終わり、師匠はテグムをテグムケースに入れ始める。

それほど、気にしていなかったのだが、結局これに尽きるのではと思えるようになってきた。
練習を一所懸命やってきても、稽古の時に出せるのは6割くらい、あんなにやったのに師匠の前ではボロボロで情けない思いをすることもしばしばある。
ああ、こんなはずじゃなかった、なんて後悔をする。
要領の悪い私は稽古中にちょっと新しいこと、普段やらないことが加わるともうその場では対応できない。
師匠が帰ってから数回やるとできたりするのだが、これまた悔しい。
また、練習が十分でないとき、師匠に対する引け目というか、どこかごまかそうとしたりする。

自分が教えてみてわかることだが、習う方のそういった小細工も練習状態もその時のできがよかろうと、悪かろうと普段、どのくらい練習しているかは、師匠の目からはよく見える。

本番も同じである。
本番でいかにごまかさないか、ミスをしないか、実力を出せるか、やはり十分な練習の裏付けだけが頼りなのである。
もちろん練習をしても失敗することはいくらでもあるだろうが、それはやはり、まだ練習が足りなかったということなのだろう。

「練習をたくさんしてください」(연습을 많이 하세요)は、当たり前ながら、けっこう重い言葉である。

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コメント

テグムの私のやっているサンジョはおよそこんな感じです。
http://www.youtube.com/watch?v=EA96cHhBCpU

邦楽の源流といってしまうと大きすぎるのですが、尺八についていうと中国から伝わって日本趣味になりながら、ガラパゴス状態で古いものが残った部分があるというところでしょうか。
それにしても今の姿に近いところではおよそ、幕末くらいからではないでしょうか。

投稿: ろめい | 2010/01/24 23:30

テグム聴いてみたいな。

邦楽の源流はどこにあるのだろ?

投稿: MK | 2010/01/24 23:09

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